![]() 街灯もオレンジ、バルブもイエロー。 小さい頃「ヘンなクルマ」って思ってたBXに2010年代にもなって乗ることになるなんて。
この週末、陸前高田での瓦礫撤去と気仙沼での出前寄席に行ってきました。
陸前高田はご存知のように被害の範囲が大きく、 震災からもうじき1年になろうとしているのに まったく手が届いていない場所もまだまだありました。 気仙沼には何度も通っているうちに定点観測的な視点で徐々に街の様子が変わっていることに気づくことが出来ますし、内容も「津波で被害にあったが、そのまま直して使う商店や家の掃除や瓦礫の撤去」などに当たることが多く、10人前後のメンバーでがーっとやると、一気に片付くなど、比較的成果が目に見えるものでしたが、今回の陸前高田は土地勘がない上に、一面に広がる「すべて流されてしまったエリアの瓦礫の撤去と仕分け」という作業で、確かに重機ではなく、手作業でなくては分けられないような段階の物でしたけれど、あまりに広範囲過ぎて焼け石に水のような焦燥感に駆られる作業でした。 それでも、このような焼け石に水のように感じられる作業を繰り返していくうちに、いつか綺麗になるのは確かなことなのだと思います。 ボランティアが現地の雇用を奪ってしまうのではないかという議論が時にありますが、どこから(国?企業?)かお金が出るような作業ではなく、誰もお金を出してくれない作業が山ほどあります。70歳と90歳の女性の親子二人暮らしの家の片付けと引っ越しや、おばあちゃん独り暮らしの家のヘドロ撤去と雑草刈り、被害に遭った個人の家や商店の片付け等々…。 ![]() 翌日は早稲田大学落語研究会のメンバー4人による「おしるこ落語会」を、 SUGARさんが昔お世話になった方がご入居の気仙沼の仮設住宅でやらせて頂きました。 (クリスマスにみんなでお菓子を送った仮設です。) 結果は大成功! 断熱に乏しい、肌寒かった仮設の集会場は、 大爆笑の熱気に包まれて換気をしなくてはいけない程になりました! 落語の後のおしるこ会では、お客さん(主にお年寄り)と「ダメ出しして下さいー!」と言いながら、わいわいとお話をさせて頂くことも出来ました。 「仮設の中では声を出して笑うことも出来ないし(音が漏れるから)、 普段笑うようなこともないからほんとにスッキリした」と口々に笑顔で言って頂き、おしるこも大人気でほっとしました。 入って来た時には寒さで白かった顔が、みんな笑顔で赤くなって、 それは素直に嬉しいことでした。 「だんだん支援物資やイベントが減って来て寂しくなってきています。長い目で見てやって下さい。」と、おっしゃっていました。 今回の東北の震災の範囲の広さを改めて再認識する陸前高田の一面の瓦礫の山の仕分け・撤去と、何度も通っている気仙沼で行なわせて頂いた仮設集会場での出前寄席という、広範囲vsピンポイントの対照的な内容。 宿泊したのも、一泊目は津波で大きな被害に遭った気仙沼港目の前の一般旅館、 二泊目はイベント会場となった仮設集会場での雑魚寝と、これまた対照的でした。 仮設集会場では、現地の自治会の方々から貴重なお話を沢山伺い、 時期がかぶってしまい食べ切れない炊き出し、山積みになっていた手袋やマフラーなどの防寒衣料、仮設の断熱対策の遅れ、自治会がしっかり形成されていない小規模な仮設と、大きな仮設との支援のばらつきや、公共の寄付金が全然目に見える形として動いていないことなど、一筋縄で解決が難しい問題もいろいろ伺うことが出来ました。 かといって、今回の東北の震災エリアはあまりにも広大で、均等に行き渡るということ自体、もちろん不可能です。(地球上の災害、飢饉、戦災への救済が均等に行なわれていないのと同様に…。) SUGARさんが昔お世話になった方が入居されている今回の気仙沼公園住宅での活動のように、身軽に動ける各小規模団体が各自散らばって場所を見つけて活動していくという方法は有効なのだな、という手応えを感じることが出来た2日間でした。 以上、現地レポートでした。 一緒に活動した皆さん、本当にありがとうございました。 優しくて楽しいみなさんのおかげで、心強い2日間でした。 ▲ by kazztomo | 2012-02-20 16:55
![]() 1960年〜74年に制作されたリンドベリの代表作の一つです。 今回は珍しいチークの蓋付き、スクエアタイプのコンディションのとても良い物。 他にはC&S、ケーキプレート、ディナープレート、 大きなボウル(←震災で割れてしまったけれど)などを持っています。 このわかりやすい可愛さと楽しさ!なのに全然飽きないグッドデザイン。 とても50年前のものとは思えません。 葉っぱなだけに、木との相性もばつぐんで、部屋の雰囲気を和らげてくれます。 name : BERSA maker : Gustavsberg designer : Stig Lindberg country : Sweden ![]() ウチに来たことのある人なら配置ですぐにわかると思いますが「鍵」入れです。 永く大切に使いたい、たからものです。 ご縁に感謝。 ![]() 「エンジンが掛かりづらい。」 「渋滞や長いアイドリングでアイドリングが不安定になり、エンストしてしまう。」 というものがありました。(おかげでこの撮影もほぼ手で押して…) たまご王子の扱いは冷や汗ダラダラ、目は血走って大忙し! あれー?癒されるクルマなはずなのにー(泣)…。 ・左足はいつでもブレーキを踏めるように、 (右足はエンストしないようアクセルを吹かすので) ・右手はいつでもシフトノブをつかめるように、 (PやNに入れれば、ギアの負荷がなくなってアイドリングを保てるため) ・左手はいつでもチョークの調整が出来るように、 ・目は常にタコメーターとにらめっこ、 ・耳は常に澄ませてエンジン音を聴き、 ・身体は全身でエンジンの振動を感じ、 ・いつエンストしても大丈夫なようにキープレフトな運転… この不調を早急に解決すべく、 納車後間もなく、Xmでお世話になりっぱなしのSUGARさんのご紹介で、 イギリスの旧車専門のメカさんのところに入院することになりました。 旧車の中でも、このお店は筋金入り…石炭で走りそうな…馬車みたいって言うか… タイヤに自転車のようなスポークがついている車(笑)を扱う、なんかスゴイところ! ![]() たまご王子はまるで未来のクルマに見えました。 チャレンジャーだとかアホちゃうかと言われてばかりいる昨今の自分が すっかりマトモに思えるデンジャラスな"魔窟"でした。 彼は「こんなに新しい(笑)クルマを診るのはめったない」と言いながらも、 旧知の間柄であるSUGARさんの頼みとあれば、と、快くお引き受け下さり、 ヘインズのBXメンテナンスマニュアル本付きでお預けしてきました。 Tさんは、「このクルマのことは知らないから」ということで、 現在付いているキャブの品番から、キャブの周辺部品の小さなものの品番まで、 1つ1つ細かくメンテ本とにらめっこで付け合わせてから調整に入られたそうです。 私は、なるべく現在の診断結果が悪いことを祈っていました。 「完調です。治すとこありません♪がんばって乗りましょう!」なんて言われたら さすがに降りたくなっちゃう…泣。 気になる診断結果は… 「このクルマ、1900cc用のキャブが付いてます…。(BX16TRSは1600cc)」 「調整以前の問題です。調子が悪くて当たり前です。」 「・・・・・え・・・・・?」 …ということで、私が将来に渡って乗れるようにと事前に予備で手に入れておいた ウェーバーのキャブ(幸いにも1600cc用でした)が、早速大活躍(汗)。 ![]() コールドスタートの時にパタパタとアクセルを煽ってあげることを除けば、 キャブ車だということさえすっかり忘れてしまいます。 メカのTさんから、「新品のキャブの方の付属部品も、細かいもので番手が違うものが いくつかあって、元々付いていた部品でOKなものや、自分のトコにあったパーツを 組み合わせたりして、完成させました。もう大丈夫だと思いますよ。」とお聞きし、 他にも燃料ホースや、経年劣化の激しい近隣部品を自作で制作→取り替えて下さるなど、 その丁寧なお仕事ぶりに本当に感激しました。 これで安心して普通に乗れるようになりました。 快気祝いのドライブで、ようやく安心して初期BXならではの乗り心地を堪能! みんなが止めるのも聞かず(?!笑)、 どうしてもこの年代ならではの内外装色とTR時代のモデルデザインが良くて 旧い方の、しかもキャブのBX16TRSに手を出してしまいビクビクものでしたが、 これなら永く乗って行けそう!とホっとしています。 とても軽快でワクワクさせてくれる本当にいいクルマ。 対話しながら育てて行けることへの喜びも感じました。 Tさん、ご紹介して下さったSUGARさん、本当にありがとうございました。 良い出会いに心から感謝しています。 これからもよろしくお願いします。 < 前のページ次のページ >
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