![]() 今朝も昨夜の余韻を引きずりながらとてもしあわせ気分で目が覚めました。 プロヴァンスの朝はコートダジュールと違い朝露のおかげでひんやり。 ![]() ![]() 珈琲やパンの匂いと、朝の森の匂いが混ざってすごくいい匂い。 あ、こんなところに。 「今朝は冷えるから中で頂きましょう」と案内された朝食ルーム。昨日のカップマルタンのホテルのようにあれこれおかずはなかったけれど、手作りの果実のジャム、希望を聞いて焼いてくれたスクランブルエッグ、歯ごたえのあるクロワッサン、珈琲、どれもとても美味しい。 「おはよう」って、互いに笑顔で挨拶。昨夜のシャンパンパーティのメンバーだからなんかすっかり顔見知り気分で和やかでいい感じなのです。 ![]() ![]() ![]() ![]() クルマの旅は時間に追われないのがうれしい。 ![]() あれこれ宿の主人が心配してくれて、胸がじんとする。 「そう、今夜の宿は夕食付きだけど明日の宿は夕食がないの。 良かったら明日の晩も食べに来てもいい?」と聞くと、「オフコース!」。 やった!ここに帰って来れる! あぁ、この宿にずっと滞在したかったなぁ…(と、カップマルタンでも思ったけど 笑)。 ![]() 道も広いし交通量も少ない、景色は綺麗だし、のんびり行こ。 宿のみんなにお礼と明日の再会を約束、挨拶のキッスの仕方も教えてもらって(笑) 行ってきます! ![]() コートダジュールにさよならして向かったのは、 アヴィニョンに近いプロヴァンスの田舎町、Le ThorのシャンブルドットLes Carmes。 ディナーが美味しいと評判の宿を探しました。 ※シャンブルドット(Chambres D'hotes)とはフランス版民宿みたいなもの。 ![]() たどり着いたのは約束していた夕食の時間の少し前。 ![]() しばらくして窓から中庭を見下ろすと宿泊者達が集まり始めていたので私も降りてみます。 7時半からシャンパンとおつまみ的な立食おしゃべりをして、8時から夕食と聞いてます。 えー…言葉苦手だけど入っていけるかなぁ…。 …と思ったのも一瞬のことで、「英語が堪能な無口な人」よりは断然しゃべってしまう、 「言葉なんか出来なくてもお喋りな私」なのであった。 むしろ喋れない位でちょうど良いのかも…!(笑) ![]() ![]() 私は「この席だったらいいなぁ」と思っていた眺めの良い席に案内してもらえてとても嬉しかった。![]() 食事は、きのこのスープ(何だかわかんないけどめちゃくちゃ美味しい!)、あとなんか忘れちゃったけどすごく美味しい一皿と、これはポークフィレミニョンの何とか…?……って全部忘れてるやん!呑めないワインを飲んだから色々忘れちゃったけど、とにかく全部びっくりするほど美味しかった(笑)。 「何か食べられないものはない?」と予約時に聞かれ甘い物が苦手だと伝えてあったので、 フルーツのすごく美味しいスープのようなものをデザートに持って来てくれたり…(嬉)☆ この日、お誕生日の人が居たので、サプライズでそこに居るみんなでお祝いしたりして、 最初のシャンパンお喋りタイムのおかげでみんなすごく温かな雰囲気。 この晩も、とてもしあわせな夜でした。 ![]() ここんちの猫、バスター。キミはしあわせだね! この宿では2CVが長いこと社用車として使われていたそうで(写真右)、私がXmのオーナーだと言うと、すごくびっくりして「あのエキサイティング(←そうですか?!)な日本の女の子、Xmのオーナーなんだってさ!」って宿のオーナーのおじさんは大喜びで厨房に報告していました(笑)![]() ![]() 7部屋しかなくてたまたま空いていた一部屋がここ。そう、またしても広過ぎ(笑)。 バスルーム(写真左にシャワールームが別にある!)、クローゼットも広過ぎ。本当はプロヴァンス滞在中はずっとこの宿が良かったんだけど、まったく予約が取れなくて。 後からわかったんですが1ケ月前とかで取れたのは奇跡のようでした。 ムッシュ(マイク)とマダム(アン)がすごーく優しくて気さくで面白く、 星付きレストランで修行してきた息子ジェームズ(料理本も出してました)の コース料理も、身体に沁みる思い遣りに溢れる味。 このオーナー家族の絶妙なホスピタリティが宿のすみずみまで行き渡る、最高の宿。 おやすみなさい…☆ ![]() ![]() ![]() ![]() (現在は週2日のみ予約制の内部公開中/残念ながら公開の曜日には当たらず。) ![]() ![]() …などと、早速楽しみの照準をドライブとクルマ鑑賞に切り替えて満喫開始。 でも、「カップマルタンの休憩小屋」、なかなか見つかりません…。 おかしいな迷っちゃったかなぁ…とナビと地図をにらめっこしながらうろうろ走っていると… ![]() なんだこりゃ!とひとり大笑いしながら近寄って行くと…。 ![]() 彼のセンスは(顔も)ガイジンだと前々から思っていたけれど…。 本国でもまったく見かけないXm、やっと見掛けた2台目がしんじさん仕様だったのには 心底笑いました。相変わらず"引き"が強い私です。 このXm、後期型なのに、サイドマーカーの下のエンブレムが「V6・24」!初期モデルで一時期出されて壊れ過ぎてすぐに「なかったこと」になった幻のモデルにしか付いてないV6・24バルブ仕様のバッジを付けているじゃありませんか…! いいなぁ…ここ[は]共感(笑)。 日本ではこの仕様は売られなかったからこのバッジは手に入らないなぁ…。 サイドマーカー自体も初期型だよねこれ。 などとひとしきり楽しんだ後、さらに探すもコルビュジェは見つかりません…。 うーん…もうあきらめようかな…と思ってぐるぐる走っていたその時! ![]() ![]() 初のご動体XMと「勝手につるみ走り」の愉しみを迷わず選択(笑)。 よく見ると写真の端に「Le Corbusier」と書いてある看板が写り込んでますが、 私はXMに釘付け。気が付いたのは当然帰国してからでした…(笑)。 ![]() あー…もう旅終わっちゃってもいいや、という充実感と共にモナコの街中でバイバイしました。 ![]() ※実はカップマルタンのコルビュジエも逃しましたが、そうこうしてるうちに時間があれば寄ろうと思っていたマルセイユのユニテ(同じくコルビュジエ)に行く時間もなくなってしまったのでした(笑)。 ![]() もちろん初めてです。(写真は拾い物です) 入口はETCのようなものと、現金と2種類あるんですが、 現金でも伊豆縦貫道のように投げ銭方式(無人)のところもあります。 でも、訳わかんないのでなるべく有人の入口を目指した方がいいと思います。 支払いも伊豆縦貫道式で(笑)入口で2ユーロ、また途中で3ユーロ、 みたいな感じでこまめに払う感じでした。でも途中から急に発券方式になって、 出口精算だったりと、まぁ考えてみたら日本もそうだなぁという感じですが、 ドキドキ冷や汗をかきつつも、何とか出たとこ勝負で乗り切りました。 高速はさすがに写真は撮れなかったので、次はいよいよ一気にプロヴァンスです! ![]() ここはお城の入口のこれまた小さな広場。誰もいない…。 ちょうど昼休みだったので、オープンまで木陰のベンチでひとやすみ。 ![]() だんだんロクブリュヌの街を見下ろす景色に変わって行きます。![]() ![]() ![]() ![]() ホントに天空の断崖絶壁に建っているんだね。 ![]() とても過ごしやすそうです。 ![]() ![]() ![]() 郵便屋さんも自転車もバイクも通れないこんな階段だらけの村の配達は大変だろうなぁ。![]() また来るよー。 ![]() ![]() カップマルタンバイバイ!&アリガト!また来るよ! 旅はまだまだ続く…。 ![]() モナコを見下ろすロクブリュヌカップマルタンのホテルは、 (早くも)この旅のハイライトの様相!(笑) 今日は早く出掛けないでこの部屋で景色を眺めて少しゆっくりしようと思う。 そもそもカッチリと決めた予定なんてないのだ。 ![]() 朝食はテラスで食べよう…と思ったらすごく暑かったからやめたけど(笑) 海はキラキラしてるし、美味しいし、このホテルにずっと居ることにしたかったー!…なんて思う。 しかしこのホテル、こんなに素敵なのに本当にガラガラ!朝食は私以外には一人旅のおにいさんと老夫婦が1組だけ。 車でしか来れないすごーく不便な場所のせいなんだろうか。 この後は昨晩バタンキュ気味でゆっくり楽しめなかったジャグジ−に入ったり、ぼけっと景色を眺めたり写真を撮ったり…。 ![]() ![]() 昨晩はごちそうさま! ![]() ![]() たまーにすれ違う人とは「ボンジュール」ってみんな笑顔でご挨拶をします。 私はそういう田舎の村が大好き。 ![]() …と、ご満悦でデレデレにやけていると…。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 視覚的なものだけじゃなくて、音や空気やにおいまで、全てが調和していました。 ![]() まだまだ、カップマルタンのお散歩はのんびり続きます…。
27日にパリ着→実質28日の朝9時ニース空港からスタートしたレンタカーの旅。
ニース市街→ヴィルフランシュ→エズ→と来て、何とか無事に宿に到着です。 今回の旅のコンセプト的には、シャンブルドット(フランス版民宿)巡りがメインとなる予定なのですが、海沿いにはシャンブルドットが少なく、またせっかくなので地中海や夜景が広々と眺められる部屋に泊まりたかったのでここだけイレギュラーなホテルに。 ![]() ![]() サンセットに見とれながら「もう少し長く観ていたいので…」と言って、近所のレストランの予約の時間を少しずらしてもらいました。 ![]() ![]() 大きな街は遠景に限るね…。 ![]() 洞窟の中のような不思議な空間。ちょっとドキドキ…![]() メニュ−は事前にHPで翻訳してあったから好きなものをオーダーできて満足! ![]() 翌朝カーテンを開けてモナコの景色に「夢じゃなかったか…!」なのでした。 (↑この画像、ぜひクリックで拡大してみてね。) カップマルタンの街歩き編へ続く。 ![]() カラフルな建物は港町特有のもの。 漁師さんが遠く離れていても自分の家が識別できるようにという言い伝えです。 ![]() (がっついて写真撮り忘れ&食べ過ぎ!) バゲットをむしゃむしゃ、ムール貝や生ハム、スモークサーモンを贅沢に口に放り込んで、 美味しいアップルジュースをごくごく。「ボナペティ!」(召し上がれ!)と陽気に声を掛けてくれる人達、食べ物を持ち逃げする(真似をする)、南仏版ヘンなおじさん。 もう食べられないって言うトコまで食べて、後はぼーっと…ひたすらぼーっと…。 南仏の人って普段からこんなに美味しいもの食べてるのか…とショックを受ける。 特にスモークサーモンは生まれてから食べた中で一番美味しかった! おなかいっぱいになったらなんだか眠くなってきた…。 食後は海と街を眺めてずいぶん長い間ぼーーーーーーっとしてました。 長旅の疲れはこの時点で完全にリセット。 ![]() みんなずいぶん気持ち良さそうに泳いでいるので、つい我慢できずに私もちょっとだけバシャバシャっと…(写真はもちろんないけどw)。 メアリと目が合ってパチリ。![]() ![]() エズはフランス地中海沿いの高い崖を見下ろす場所にあり、コートダジュールにたくさんある「鷲の巣村」と呼ばれる小さな集落の1つです。 ![]() ![]() ![]() ずっと狭い路地と急な坂道をくねくね登って来ていきなりこの景色! この開放感に脳から何やらまた妙な物質が…。 ![]() 日本時間でちょうど29日0時になったとこだね…。 鐘の音とこの空気はヨーロッパに来たなぁと実感する瞬間です。 ![]() ![]() 空中花壇の出っ張りに置いて急いで1枚だけパチリ(笑) 駐車場で懐かしくも愛おしい?お尻を発見! マツモト号と血液型違いの二卵性双生児?!BXTZD!ロクブリュヌ・カップ・マルタンに続く…。 ![]() 今回はひとり旅! 長いけれど楽しみ過ぎてちっとも苦ではなかったフライト。 エッフェル塔を空から見下ろして…あっと言う間にパリに到着(したような感覚)です。 ![]() 冷たく前衛的なデザインを木で上手に和らげているグッドデザイン。 ![]() パリからニースはおよそ900キロ。 (地図上の線は車用だけど結構こんな感じのルートで飛んでました) そしてニース空港へ着くなり…AVISレンタカーが私を待ってる!ドキドキ…。フライト中必死に勉強した交通法規!円形交差点!右方優先! 仮免で路上教習にやっと出る、あの時の心境です。 「I love Citroen. I want to ride Citroen.」と恥ずかしげもなく要求。 私の申し込んだクラスなら、C3が来るはずで、NEWC3かな前のかなと そればかりを気にしていると、あてがわれたのは何とC4ピカソ!でかっ! 駐車場を出るだけでも大汗かきながら…何とかニースの街中へ繰り出したのです。 ![]() A「ニース空港」→B「ニース市街」→C「ヴィルフランシュシュルメール」→D「エズ」→(モナコを越えて)→E「ロクブリュヌカップマルタン」各7〜15キロの海岸線のチョコチョコ移動のみ。 カーナビは英語喋ってるけど、右だの左だの言うだけだから案外わかりやすいし、 そもそも空港〜市街まではグーグルマップとストリートビューで予習済みの一本道! ![]() …と思ったら、早速来たよ!XMXMXMXMXM!(笑) 良かったレンタカーで。大騒ぎしても誰にもばれない! すぐに近くの駐車場に入れ、さっきのXMのトコに(小走りでw)戻りました。 ![]() なかなかセルフタイマーと息が合わず、途中が撮れちゃうんだけど…。 ![]() Turbo C.T.というエンブレムが、サイドマーカーの下にありました。 (触媒付き2000ccターボ) ![]() 旧市街はよく南仏を舞台にして捕物帳とかをする映画そのものの雰囲気で、とても狭い路地がひしめいています。 ![]() 細い路地にギリギリまでテーブルと椅子を出しているカフェがあちこちに。![]() 働くクルマっていい! お昼前までニースをぶらぶら。 まだクルマを運転するということに緊張しながらだけど、 次はヴィルフランシュシュルメールというニースの隣の小さな港町へ! ※旅行記の写真は拡大できるものが多いので、必要に応じて…まぁたいがい必要ないとは思いますが…クリックしてみてね。 ![]() フランスと北欧に関しては、フランスはクルマ、北欧は陶器を追いかける旅になってしまいそうで立ち入り禁止(自主規制)でしたが、ひとりなら気ままな旅を楽しめるなぁとぼんやり画策。このユーロ安に居ても立ってもいられず、決行となりました。 写真は9/28、ロクブリュヌ=カップ=マルタン (Roquebrune-Cap-Martin)という小さな村の宿からのモナコの夜景。 大きな街には移動のためのパリ泊以外どこにも滞在せず、すべて小さな村ばかりの呑気旅でした。 しばらくゆっくりとアップしていきますね。 ![]() たまには寝坊して部屋でゆっくり時間を過ごすのも良いけれど…やっぱり散歩に出掛けよ。 ![]() そういやgackyくん、随分天パをイタリア各所のホテルのマダムにもからかわれてました。 (=イタリア人に多い髪質なので「アーライタリア人かと思っちゃったわよ」とか、 「アナタ通じるのよね?」とイタリア語で話しかけられるとかw)。 ![]() ![]() ![]() あちこちの教会で鐘がちょっとずつズレて響きます。 ![]() (↑クリックで拡大して見てね!) この島が無人島だった時より、今の方が何倍も美しいでしょう。 地球にデコるなら、こういう仕事を世界中で出来たらすごくいい。 滞在最後のアンティパストミスト。一昨年は中部山沿いだったのでお肉系ばかりだったけど、今回は南部海沿いにて魚介づくし…。 日本人のように、今日は中華、明日は和食、明後日はイタリアンってことにならないのが不思議な外国の人たちw こんな美味しいパスタを前にごはんが恋しいと思うのは私だけなんでしょーかwいや、本当に美味しかったんだけれども…w ![]() ![]() 郵便配達人マリオが心を通わせた場面の海岸。 リゾート地のそれと違って、とても静か。だぁれもいない。 ![]() ホテルのテラスでゆっくり楽しみました。 ![]() ゆっくりだったなぁ。実はもうメリーに会いたくて、匂いかぎたくてたまんないw ![]() 南イタリアは、みんな大声で楽しく挨拶し、笑顔で話しかけ、情熱的で ストレートな感情表現を私達異邦人にも表してくれる、愛すべき人たちばかりでした。 小さな声で話して、一呼吸遅れてはにかんだような笑顔が出る 親切なチェコの人たちとの素敵な対比。どっちも大好き。 良い旅でした。 毎日アップするぞと心に決めて、何とか続けた旅行記も今日が最後ですw お付き合いありがとうございました。 ちょっとでも旅行気分を一緒に味わって頂けてたら嬉しいな。 <終わり> < 前のページ次のページ >
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