●火災保険の話。
ここからは火災保険にまつわる話なので、興味のある方だけどうぞ(汗)。
でも、国内の火災保険の資料ほとんど全部を取り寄せて見積り取って、
超勉強して調べたからきっと為になります。
誰かこうやって私に教えて欲しかった…(笑)。

散々悩んで、今月頭に火災保険を決定しました。
火災保険は、難しそうに見えて意外にも単純でした。

レッツスタディ火災保険!
こんなにわかりやすく書いてるサイト、見た事ないぞ!!

■火災保険の保障内容は

1. 火災・落雷・破裂・爆発(左記よる被害)

2. 風・ひょう・雪災(左記よる被害)

3. 水災(水害・土砂崩れ)

4. 盗難・水濡れ等(給水管の事故による水漏れ・集団行動による破壊・盗難・建物外部からの物体衝突)

5. 破損・汚損(自分で家の中の物を壊した・水道管凍結による破損)

6. 事故時諸費用特約(火災時の外泊費、御近所へのお見舞い金、燃えた物を撤去する費用等)

基本的に各社並列この6種類なのです。他には会社によって細かい物を出していたりしますが、正直言ってそれはお金が余ってしょうがない人や超心配性の人が掛ければ良いので、一般には考えなくて良いのです。

そして、それらが全部セットになっている商品の事を「住宅総合保険」と言い、アラカルトでチョイスできるのが「住宅火災保険・自由設計型火災保険」などと言われています。お金持ちは何も考えずに「総合保険」、必要な保険を手厚くし、不要な保険を省きたいアナタは「自由設計型」を選ぶと良いでしょう。

例えば我が家は丘の上。万一ウチが床上浸水になったなら、小田急の駅のあたりの人はダムの底のようなものです。川も近くにないし、おそらくそれはないでしょう…という事で「水災」を不担保にすると、ググーっと保険料が安くなるんです。
でも、丘の上でも近くに土砂崩れしそうな山があったり、盆地の場合は要注意です。
私は、過去60年以上の記録を調べてうちは可能性が極めて低い事を確認して水災を不担保にしました。水災は良く読むと小さい字で「床上浸水または保険金額の30%以上の損害が出た時のみにしか支払わない」と書いてある会社がほとんどです。なので、床上浸水以上の可能性がなければ掛けても無駄という事なんです。

■「再調達価格特約」

また、現在では「再調達価格特約」と言って、事故で家を全損した時には、例えそれが20年後だったとしてももう一度建てるだけのお金を保障してくれるという商品が主流となっています。通常は、経年と共に家の価値は減価償却していってしまいます。が、燃えてもう一度建てようとした時には、当然新築価格が必要です。それを保障してくれる制度があるのです。このタイプの保険をかけないと、燃えてしまってもローン残高があれば保険金は銀行に支払われてしまうし(銀行は担保物件が燃えれば当然ローン残金を全額支払えと言って来ます)、ローンがなくても貯金がなかったら新築するお金はなくなってしまうのです。
ただし、貨幣価値の著しい変化があった時には、保険金の見直しがあります。その見直し方に各社違いがありましたので、契約時には必ず確認してください。

1.は基本契約なので、必ず掛けます。2.も原則付けます。後は必要に応じて掛けて行きますが、私は1.2.4.6.を付けました。

■「家財保険」

また、皆さんが悩む「家財保険」ですが、これは昨今の治安の悪さから、盗難での保険金支払い率が非常に高い事で、掛ける方が増えているそうです。
私達はほんの少しだけかける事にしました。我が家には哀しいかな盗難に遭っても(自分達が大切にしている物はあっても)いわゆる「金目の物」というのがほとんどない事に気付いたのですが、それでも燃えてしまって買い直すお金はもっとないからかける事にしました(泣)。

また、保険会社によって万一火災で50%焼失した場合、家財の被害も実害の50%しか保障してくれない所と、家財の保険掛け金の満額を限度に、被害額の実費を支払ってくれる所があり、この差は大違いです。なので、必ず確認して下さい。
また、4の「盗難」に保険をかけても、家財に保険がかかっていないと、盗難された家財の保障はもちろんありません。下りるのは盗難で壊された窓ガラス代などです。

そんなこんなで保険会社全20数社から見積りを取って比較検討した結果、保険会社を決定する事ができました。その差、求めている保障内容が同じでも一番大きくて50万円近い差額!

■「地震保険」

地震保険は、政府との共同事業の為、保険金額、保障内容が各社まったく同じなのが現状です。なので、1年か5年のどちらをかけるかだけ選択します。地震保険に関しては急速に普及している過渡期であり、普及率の上昇と共に掛金が安くなるので今はなるべく短くかけた方が良いようです。なので、私は1年だけかけて毎年更新する事にしました。

■良い代理店を探す

保険会社選びもそうですが、代理店選びも重要です。保険会社(メーカー)に聞くとどうも自社にとって都合のよい代理店を紹介しているような印象を受けました。事故があった時、保険会社はなるべく少なく払いたいし、こっちは少しでも多く受け取りたい訳ですから、なるべく会社直営ムードの代理店よりは、第三者的な立場を取ってこちらの味方になってくれそうな所を選びたいです。あと近所である事も大事と思いました。

具体的な保険会社名等を知りたい方は御連絡下さいね。
何でもぶっちゃけ教えますよー。

はー、疲れた。みきぷーさん読んでくれましたか?!(笑)
by kazztomo | 2005-08-12 14:31 | 建築日記 | Comments(7)
Commented by みきぷー at 2005-08-12 17:35 x
はーい!先生!(^0^)>読みましたっ!
”みきぷー(サル以下)でもわかる、火災保険”
tomoさん超勉強家です~。脱帽です。
保険って、保険屋さんに聞いても自社に都合のいいことしか話さないんで、実際のとこわかんないんですよね~。で、お客も面倒だから、「あっそうなんですか~」って感じで契約してしまうんですよね。
火災保険ってけっこう大きな金額だから、勉強するとこんなにもお得になるんですね。うちも水害とは無縁の地区だから、外せばその分安く出来たりする訳ですね。フムフム(..)φ
とってもタメになりました。苦労して得た知識を惜しげもなく披露してくれたtomoさんに感謝!!
・・・もっかい読もーっと。

Commented by Clooverblog at 2005-08-12 17:53
お!早い!嬉しいです。
一生懸命書いた甲斐がありました(^_-)☆
ちなみに、日新火災、AIU、セコム損保、富士火災あたりが、リーズナブルプライスです。後は選び方次第でお得度が変わってくると思うのですが、良いと思ったのは以上の会社でした。お試しあれ!
Commented by GUTI at 2005-08-12 20:17 x
これは参考になりますね。間接的にとはいえ実際痛い目見てるだけに。「過去60年以上の記録を調べて」というのが凄い。水災の不担保の話も知らなかった…。
Commented by *tomo* at 2005-08-13 12:23 x
>GUTI

今は便利でネットでもハザードマップから、過去の(すごく怖い)水害履歴とかが調べられたり、区でも土木課とか、防災課とかが教えてくれたりもするんだ。各部署によって多少見解が違ったりしたので、微妙なエリアは念入りに調べた方が良さそう。
私はこの調子で、水栓からステンレスの加工方法からタイルまで、何でも世界津々浦々調べないと気が済まないから疲れて大変!(笑)。
Commented at 2009-10-24 23:54
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2009-10-26 06:41
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Commented at 2010-12-07 12:17 x
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